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大腸カメラ

私たちは、地域のみなさんの健康を守るために、大腸カメラ(下部内視鏡検査)を通じた早期発見早期治療に全力で取り組んでいます。大腸がんは、早期に発見できれば治る可能性が非常に高い病気ですが、初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、症状が出る前に定期的な検査を受けることが何よりも大切です。当クリニックでは、30年以上の臨床経験を持つ医師が、患者さんの不安や痛みに寄り添いながら、負担の少ない丁寧な検査を行っています。

大腸カメラの施術について

大腸カメラとは、肛門から細い管状の内視鏡を挿入し、大腸全体の粘膜を直接観察する検査です。モニター越しに腸内の様子をリアルタイムで確認できるため、ごく小さなポリープや粘膜のわずかな変化も見逃さずに捉えることができます。大腸がんの多くは、まず良性のポリープが発生し、それが時間をかけてがん化することで発症します。内視鏡検査はこのポリープの段階で発見し、適切な処置につなげられる点が最大の特徴です。

検査に対して不安を感じる方の多くは痛みや不快感を心配されますが、当クリニックでは患者さんの体調やご希望に合わせて、苦痛を最小限に抑える工夫を凝らしています。検査時間は通常10分から20分程度ですが、腸の長さや形状には個人差があるため、一人ひとりの状態を見極めながら慎重に進めていきます。30年以上の臨床経験を基にした繊細な操作により、スムーズで安全な検査を提供いたします。

また、当クリニックでは検査の質を高めるために、精度の高い内視鏡システムを導入しています。粘膜の色味や血管の構造を強調して映し出す機能を使用することで、肉眼では判別しにくい病変の特定に努めています。お腹の張りや違和感が気になる方はもちろん、40歳を過ぎて一度も検査を受けたことがない方も、ぜひ当院へご相談ください。

大腸カメラと同時に、胃の健康状態を確認することも可能です。胃内視鏡検査の詳細については「胃カメラ」のページを参照してください。

大腸カメラでわかる病気や症状

大腸カメラを受けることで、多くの腸疾患を早期に、そして正確に見つけることができます。以下のような病気や症状が気になる方は、検査の検討をおすすめします。

大腸がん

日本人の死因の中でも上位を占める病気ですが、早期発見できれば予後が良いことでも知られています。内視鏡で直接がん細胞の有無を確認し、必要に応じて組織の一部を採取して精密検査(生検)を行います。早期のがんであれば、開腹手術をせずに内視鏡的に治療できるケースも少なくありません。

大腸ポリープ

大腸の粘膜にできる「いぼ」のような突起物です。その多くは良性の腺腫(せんしゅ)ですが、放置するとがんへ成長する可能性があるため、早期に発見することが重要です。検査中にポリープが見つかった場合、その大きさや形を詳しく観察し、治療の必要性を判断します。

炎症性腸疾患

潰瘍性大腸炎やクローン病といった、腸の粘膜に炎症や潰瘍が生じる慢性的な病気です。若い世代にも増えており、長引く下痢や血便の原因となります。内視鏡で炎症の範囲や程度を把握することで、適切な治療方針を決定し、寛解(症状が落ち着いた状態)を目指した管理を行います。

その他の病気
  • 大腸憩室症(だいちょうけいしつしょう)・・腸壁の一部が袋状に外側へ飛び出す病気です。
  • 虚血性大腸炎(きょけつせいだいちょうえん)・・血流不足により大腸粘膜に炎症が起こる病気です。
  • 大腸メラノーシス・・便秘薬の長期服用などにより、腸の粘膜が黒く着色する状態です。
  • 感染性腸炎・・細菌やウイルスによる急激な炎症の痕跡を確認します。

大腸カメラ検査の流れ

検査当日に慌てることがないよう、事前の準備から検査終了までの流れを分かりやすくご説明します。当クリニックでは、患者さんがリラックスして過ごせるよう、プライバシーに配慮した個室も完備しています。

1.前日の準備

検査を正確に行うためには、腸内を空っぽにする必要があります。前日は消化の良い食事を心がけていただき、クリニックから指定された時間に下剤を服用していただきます。食事の制限は少し大変に感じるかもしれませんが、精度の高い検査を行うための大切なステップです。水分は水やスポーツドリンクなど、透明なものであれば摂取可能です。

2.来院と下剤の服用

当日の朝は絶食でお越しいただきます。クリニック内のリラックスできるスペースで、数回に分けて経口腸管洗浄剤(下剤)を飲んでいただきます。便が完全に透明になったら、検査の準備は完了です。移動中のお通じが心配な方は、院内で下剤を服用していただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。家で飲むことも可能です。施設内の詳細については「個室6室+各室トイレ付きで、プライバシーに配慮」のページを参照してください。

3.検査の実施

検査室へ移動し、検査着に着替えていただきます。ご希望に応じて鎮静剤(リラックスするお薬)を使用し、うとうとした状態で検査を受けていただくこともできます。内視鏡を挿入し、大腸のすみずみまで丁寧に観察します。途中で空気を入れ、腸を膨らませて観察するため、お腹が張る感覚がありますが、できるだけ空気を吸収しやすいガスを使用するなどの工夫で、後の不快感を軽減しています。

4.検査終了と説明

検査後は、お休みいただくためのリカバリールームでゆっくりお過ごしいただきます。鎮静剤を使用した場合は、目が覚めるまで1時間程度お休みいただきます。その後、診察室で撮影した画像を見ながら、医師が結果を詳しくご説明します。結果を当日にご確認いただけるのが当クリニックの特徴です。

料金について

大腸カメラの費用は、検査の目的(健診か保険診療か)や、組織採取の有無によって異なります。以下は目安の料金表です。正確な費用については、受診時にご確認ください。

項目 自己負担割合(目安) 費用の目安(概算)
観察のみ(保険診療) 3割負担 約5,000円 - 7,000円
組織検査あり(保険診療) 3割負担 約10,000円 - 15,000円
人間ドック・全額自己負担 10割負担 当院窓口へお問い合わせください

※初再診料や薬剤費が別途加算されます。保険診療として行う場合は、血便や腹痛などの症状がある場合や、健康診断で異常(便潜血陽性)を指摘された場合が対象となります。健康診断のフォローアップに関する詳細は「健診結果を当日確認可能、結果に応じてのフォローも実施可能」のページを参照してください。

大腸カメラについてのよくある質問

Q1.検査は痛いですか?

A1.全く痛みがないとは言い切れませんが、当院では熟練した医師が愛護的な操作を行うことで、痛みを最小限に抑えています。痛みが不安な方には鎮静剤を使用して、眠っているような感覚で受けていただくことも可能です。

Q2.下剤を飲むのが大変だと聞きましたが大丈夫ですか?

A2.最近の下剤は以前よりも飲みやすく改良されています。どうしても味が苦手な方や、自宅で飲むのが不安な方には、クリニック内で看護師のサポートを受けながらゆっくり服用していただくこともできますので、ご安心ください。

Q3.仕事はいつから復帰できますか?

A3.鎮静しなければ当日からお仕事は可能ですが、鎮静剤を使用した場合は車の運転や激しい運動は控えていただく必要があります。翌日からは普段通りの生活に戻っていただけます。

Q4.便潜血検査が陽性でしたが、大腸カメラは必須ですか?

A4.便潜血陽性は「大腸のどこかで出血がある」というサインです。痔による出血の可能性もありますが、重大ながんやポリープを見逃さないために、精密検査としての大腸カメラを強くおすすめしています。

当院でおこなっている大腸カメラについて

うちぬき生活習慣病健診内視鏡クリニックでは、単に検査をするだけでなく、生活習慣病との関わりを重視した診療を行っています。糖尿病や肥満といった生活習慣病は大腸がんのリスク因子であることが分かっており、お腹の健康と全身の健康は密接につながっています。私たちは、健診から治療までを一貫して管理することで、患者さんの生涯にわたる健康をサポートします。

私たちのクリニックでは、特定健診や人間ドックの経験を豊富に持つ医師が直接検査を担当し、質の高い診断を提供します。西条市喜多川の静かな環境で、落ち着いて検査を受けていただけるよう、設備の充実にも力を入れています。検査結果はその日のうちに分かりやすくお話しし、万が一異常が見つかった場合でも、迅速に次のステップへと連携できる体制を整えています。生活習慣病全般の治療については「生活習慣病外来」のページもあわせてご覧ください。

また、検査当日に結果を確認できる点は、お忙しい現役世代の方々からもご評価をいただいています。「何度も通院するのが難しい」という方でも、最小限の回数で適切なケアを受けられるよう配慮しています。地域の皆様にとって、内視鏡検査が特別なものではなく、自分自身の身体を守るための身近な習慣になることを目指しています。

予防医療の観点からも、大腸カメラは欠かせない存在です。自分では元気だと思っていても、身体の中では知らず知らずのうちに変化が起きていることがあります。定期的なチェックを行うことで、将来の健康リスクを大幅に減らすことができます。詳しい健診プランについては「健診・人間ドック」のページを参照してください。

院長より

私はこれまで30年以上の臨床経験の中で、多くの患者さんの診察にあたってきました。その中で強く実感しているのは、「病気は早期発見・早期治療が何よりも重要である」という事実です。特に大腸の病気は、症状が現れてからでは進行しているケースが少なくありません。しかし、定期的な大腸カメラによって早期に見つけることができれば、その後の人生を大きく変えることができます。

「恥ずかしい」「痛そう」といったイメージから、検査を先延ばしにされている方も多いかもしれません。ですが、私たちは専門医としての経験を活かし、そうした不安を取り除き、リラックスして受けていただける環境を整えています。当クリニックは西条市のみなさんが、病気になる前に自分の身体と向き合い、長く健やかに暮らしていくためのパートナーでありたいと考えています。

当院は生活習慣病の管理にも強みを持っております。検査で腸をきれいに保つことはもちろん、日々の食事や運動、薬物療法を通じて総合的にみなさんの健康を支えます。どんな些細なことでも構いません、お腹の違和感や健康不安があれば、いつでもお気軽に相談に来てください。私たちが誠心誠意、サポートさせていただきます。

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